まだSEになってからの日が浅いので、業界の動向や流行りの言語はおろか、プログラミングの基礎もまだわからないことが多いです。それでも仕事で学び、覚えられるようなことは多いので、それらの知識をただ頭に入れておくということは無理なのではないかと思います。日々新しい言語、フレームワーク、ライブラリーが登場している中、自分は今までの技術もまともに習得していないのです。それならばせめて、どこかに自分が触れたことのある知識をまとめ参考にしたい。そういう考えからブログを始めることにしました。
人間の文明の発達の歴史は、記録によるものという話がありました。人類の持つ知識の総量が一人の脳内に収められないくらい膨大になってから、人間が考案した方法は外部媒体による記録であるということです。そのおかげで我々は代々受け継がれてきた知識に触れることができ、最初から知識を持ってなくても臨機応変できるようになったと私は思います。例えば、携帯が生まれてからは誰も人の電話番号を覚えなくなりました。それでも連絡できる人の数はむしろ増えましたね。つまり、知識の外部記録できるようになって、個人が持つ知識の総量よりは、時と場合に適合な知識を探し出す能力が大事な時代になったのではないかと思います。
プログラミングの世界もそうではないかと思います。bash1は依然として強力なツールであり、GUIより便利な時もあります。しかし全てのコマンドを覚え、パスを入力することはあまり効率的ではないです。むしろ必要な時に適切なコマンドを入力できるかどうかの方がより重要なのではないでしょうか。そのためにコマンどを集めたスクリプトが現れ、今の時代は簡単にコピペするだけでその時必要な操作ができたらいいのではないかと思います。
自分がブログに勉強したことをまとめる時もなるべくそのような使い方ができるようなポストになったらいいなと思います。例えばAというサーバからBというサーバにフォルダをコピーしたいというなら、ただSCPやRSYNCのようなコマンドを書くだけでなくssh認証をはじめとしてSCPとRSYNCの違いまで比べるという一連の流れとしての知識を残す。そのような情報が得られるようなブログになったらいいなと思っています。
Linuxだけに限らず、macOSのterminalやWindowsのPowershellなどを含め ↩︎